CryptoNight(クリプトナイト)は、PoWマイニングで使用されるアルゴリズムの一つで、CPUまたはGPUによる計算を行います。主にMonero(XMR)などで使われています。この記事では、CryptoNightの分類やマイニングできるコイン、ASIC/マイナーについてご紹介します。
CryptoNight(クリプトナイト)によるマイニング
CryptoNight(クリプトナイト)は、PoWでマイニングを行うためのアルゴリズムで、CPUまたはGPUを使って計算を行います。
高価なGPUを必要とする他のアルゴリズムに比べて、CPUでのマイニングにも相性がいいCryptoNightは、一般のパソコンでもマイニングしやすいアルゴリズムと言えるでしょう。
CryptoNightは比較的早い時期からマイニングが行われていたため、対応するASICやマイナーも多く、セキュリティの面で不安があるという問題がありました。
このためアルゴリズムのバージョンが複数に分化しており、多くのCryptoNight対応コインは、ハードフォークなどで採用アルゴリズムの変更を行なっています。
アルゴリズムのバージョンが異なるとマイニングが動かないこともあるため、最新のバージョンやASIC/マイナーの対応状況、そしてウォレットのバージョンを良く確認しましょう。
CryptoNightのバージョン
CryptoNightのバージョンは、上記でも触れましたが複数に枝分かれしています。
CryptoNight採用の中でも主要なコインであるMoneroは、2018年10月にCryptoNightから「CryptoNight-V8(CNv2)」へバージョンアップするハードフォークを行いました。
CryptoNightのバージョンには、次のものが存在します。
【CryptoNightのバージョン】
- CryptoNight
- CryptoNight-Light
- CryptoNight V7 (CNv1)
- CryptoNight V8 (CNv2)
- CryptoNight-Fast
- CryptoNight-Heavy
バージョンが進むほどASIC耐性が高く、対応するマイナーも少なくなります。
CryptoNightでマイニングできるコイン
CryptoNightでマイニングできるコインで有名なのはMonero(XMR)です。
その他、CryptoNightでマイニングできるコインは次の通りです。
このうち、マイニング情報サイト「What to mine」のデータベースに登録されているコインは「★」をつけています。
【CryptoNight】
- ★Sumokoin(SUMO)
- ★Karbo(KRB)
- ★Electroneum(ETN)
- ★MoneroOriginal(XMO)
- ★Mytecoin(BCN)
- BitCoal(COAL)
- BitTube(TUBE)
- Brazukcoin(BZK)
- ByteCoin(BCN)
- Dero(DERO)
- DinastyCoin(DCY)
- Intense Coin(ITNS)
- Iridium(IRD)
- Stellite(XTL)
- TurtleCoin(TRTL)
【CryptoNight V7】
- ★DigitalNote(XDN)
- Quantum Resistant Ledger(QRL)
【CryptoNight V8】
- ★Monero(XMR)
- ★Graft(GRFT)
(「What to mine(https://whattomine.com/)」「Crypto0(https://crypt0.zone/)」調べ)
CryptoNight対応のASIC /マイナー
CryptoNightに対応したASIC/マイナーには、次のものがあります。
【CryptoNight対応のASIC/マイナー(括弧内はメーカー名)】
- Antminer X3 (Bitmain)
- A8+ CryptoMaster (Innosilicon)
- A8 CryptoMaster (Innosilicon)
- A8C CryptoMaster (Innosilicon)
- BK-N240 (Baikal)
- BK-N70 (Baikal)
- BK-N+ (Baikal)
- BK-N (Baikal)
- RR-210 (Pinldea)
- RR-200 (Pinldea)
- B3 Pro(8G) (PandaMiner)
- B3 Pro (PandaMiner)
(ASIC Miner Value(https://www.asicminervalue.com/)調べ)
CryptoNight対応のマイナーは、他のアルゴリズムと比較すると多い方です。物によっては、複数のCryptoNight系アルゴリズムに対応しているマイナーもあります。
まとめ
CryptoNightはPoW対応のマイニングアルゴリズムで、CPUまたはGPUを使って計算を行います。主にMonero(XMR)などで使われています。
CryptoNightはASICによる大量マイニングへの対策として、度重なるバージョンアップを行いました。それに伴い、各種コインもアルゴリズムを変更するハードフォークを行っています。
マイニングを検討する際は、仮想通貨やASIC/マイナーのバージョンをよく確かめることをオススメします。





