仮想通貨のマイニングを検討したとき、気になるのが利益です。
初期費用を投じてマシンを準備し、電気代をかけて採掘し、仮想通貨を掘るのですから、どの程度、儲かるか、そして利益はどれぐらいになるか、計算してはついにやけてしまうものだと思います。
マイニング、実際の利益は!?
では、今回も実際に仮想通貨をマイニングしている方にご登場願いましょう。今日も登場してくれたのは、マイニングにハマっているPさんです。Pさんはビジネスセンスもあり、ご自身の作ったサービスにも仮想通貨払いを導入されている会社経営の方です。
Pさん、ありがとうございました。Pさんはマイニングにお詳しく、実機を触って身銭を切って実体験していますから、お話が面白いですね!クリプテック編集部でも、Pさんが人気です。
マイニングの利益を出すには?
利益は、売上から経費を引いたもの、と簿記3級などでも習いますよね。よって、マイニングの売上とは、掘れた仮想通貨の金額です。そして経費とは電気代や土地代を1年分したものに初期費用を足したものですね。
つまり諸経費がかかればかかるほど、利益が減っていくのですが、Pさんがおっしゃったように、経費をかけるとその分だけ、売上つまり採掘できる仮想通貨の額も増えるので、難しいところですね。
しかしそれがマイニングの奥深く、楽しいところでもあります。
電気代の見方
最後に、利益を出すために重要な電力料金について確認しておきます。
Pさんは、しきりに「日本の電気代は28kWhぐらい」ということを繰り返しておられました。
こちらの電力会社の選び方.comさんの記事によりますと、一番高いのが関西電力で60.70円。東京電力は6位で54.68円、一番安いのが北陸電力33.26円ということです。
また、「マイニング、利益が出て儲かるなら企業が大々的にやっているのでは?」と思われるかもしれません。GMO、DMM、SBIが企業マイニングに乗り出しています。DMMは北陸の石川県金沢市に拠点を構えており、当地は涼しくて、土地代も比較的安く、都心からアクセスしやすく、さらに電気代がもっとも安いので、合理的な選択だということがわかりますね。