仮想通貨の相場に左右され、また経費も膨大にかかるマイニングは、撤退する人もいます。クリプテックでも何人かのマイナーにインタビューを試みましたが、多くの人が「儲からない」という答えが返ってきました。
特に2018年は年初から仮想通貨の相場が盛り上がり、反動で大きく下落し、参入者が増えたと同時に退場者も…では、マイニングをする人はいなくなったのでしょうか?今回は、マイニング愛好家に、今後の行く末と、なぜ儲からなくともマイニングを続けるのか、インタビューしてみました。
ご登場いただくのは、マイニング愛好家のPさんです。会社経営のPさんは国内国外3箇所にマイニング施設を持っています。
いかがでしたか?
儲からないと考えて、撤退する人も多くなっているマイニング。しかし、儲かる儲からないでいうと、こうしたPさんのように、今のタイミングでも気にせずずっと採掘を続けている人こそ、長期で見たときに、大きな収益をえることが出来ると。そんなお話でした。
Pさんは、ビットコインがまだ3万円前後だった頃に投資をスタートされたそう。儲かるとかよりも、ブロックチェーン技術の将来を見越したわけですね。その気持ちは、大きく価格が上振れして下落して、振り回されても変化はないようです。そうした強い意志を持つことこそ、新しい技術を見る目が養われるのではないでしょうか。
マイニングは短期で見ると、相場が下落したときに儲からないと思って撤退しがち。しかし、いま掘っておいたビットコインが、将来の窮地を救ってくれるかもしれません。