マイニング電源が落ちたら。停電に備える方法も解説

マイニングは、電源管理が意外と大切です。電源のこと、忘れてしまいますよね。まだパソコンでマイニングしている方ならまだしも、本格的にリグを導入し、常時マシンを稼働しているマイナーの方、リグを本格導入しぃ用途考えている方にとっては、電源管理は意外な盲点になりがちです。

 

そして、日本は2018年の秋にあった北海道の地震でブラックアウトしたように、インフラが強固なものの、災害リスクがあることを忘れてはいけないのではないでしょうか。

 

停電リスクを考えよう

 

マイニングは採掘時間を自由にコントロールすることもできますし、ずっと24時間リグを運転して、大きく稼ごうとチャレンジすることもできます。その一方で、夜間電力を利用して、コストをセーブしながら稼ぐということも可能です。

 

日本では、夜間の電力が比較的割安になっていますから、夜11時頃から朝5時頃までを中心に、プログラムで時間管理しながら、マイニングを実施するのです。

 

しかし、プログラムは電源がないことには動きませんから、停電が起こると、何もかも一気にシャットダウンしてしまいます。電源管理はそれだけ重要なのです。

 

雷のリスクも

 

また、電源はコンセントに刺さっていますから、そこから雷が逆流してすべて壊れるということも起こりえます。これはなにも、脅そうというわけではなく、何も対策をしていないと、雷が落ちたとき、電気が逆流してきて、大変なことになってしまいます。

 

電源は、ばちっと電気が流れ込んでくると、壊れてしまいます。リグの電源だけが壊れたら修理に出すこともできますが、内部の回路がすべて壊れてしまうことも十分想定できるトラブルです。

 

日本は災害大国ですので、停電は比較的、思いつくリスクではないでしょうか。実際、台風や地震、その他、人的トラブルで停電が起きることはありえるのです。しかし、雷は日常的に起こります。そこもしっかり対策しないと、リグという資産に大ダメージを受けてしまうことでしょう。

 

非常用電源UPSを使う

 

取れる対策として、UPSすなわち、非常用電源があります。UPSは箱の中にバッテリーがチャージされており、外部からの電源供給がストップしたときに、代わりに電源を供給してくれます。

 

しかし、UPSもそれほど長時間持つわけではありませんので、マイニングリグへのUPSは、あくまで急なシャットダウンを防ぐためのものと考えるべきです。

 

なぜなら、マイニングはご存知の通り膨大な電力を食うため、UPSのバッテリーがすぐに尽きてしまうからです。データセンターなどの大型施設ならいざしらず、個人がマイニングをしているのであれば、UPSでマイニングを可動し続けるのは避けた方が無難です。

 

もしUPSが作動したら?

 

非常用電源が動いたとき、すなわち、外部電力の供給がストップしたときは、マイニングのリグを止める必要が生じます。外部電力が断たれて、いきなり強制シャットダウンだと壊れてしまうリスクがありますが、UPSが動作して、電源が供給された状態なら、ゆっくりと確実にシャットダウンできます。

 

この、「慎重にマシンを停止する」というプロセスが非常に大切なのです。今も昔も、コンピュータは急なシャットダウンに弱いことはあまり知られていません。Windowsなどは、ユーザーがパソコンに慣れていない人も多いため、急激なシャットダウンに備えてセーフモードなどでリカバリ可能にしてあります。しかし、無茶をするとブルースクリーンになり、取り返しのつかないことになります。

 

リグ、すなわちASICマシンも、急なシャットダウンに弱くなっています。高性能なコンピュータですが、素人が触ることを前提にしていませんので、正しい手順での起動と停止が必要です。UPSを使って、電源を供給し、慎重に停止すべきではないでしょうか。

 

ハードディスクが壊れる可能性が高い

 

電源周りで特に怖いのが、ハードディスクが壊れる懸念です。ディスクは常に回転しており、何か書き込みと読み込みを行っています。マイニングの場合は、読み込みも書き込みも、とても多くなっています。そこで、ディスクにヘッドがあたった状態で、バチッと電源が切れると、ヘッドが停止してしまって、勢いを持って回転しているディスクにあたり、ハードディスクが物理的に損傷してしまう可能性が高いのです。これは非常に危険で、ハードディスクはマシンのなかでもっとも壊れやすいものですから、電源を突然落とすとクラッシュしてしまうのです。

 

こうしたことから、UPSを家庭用で構わないので設置することが、より大切になってきます。リグはマイナーの資産ですから、壊れないよう慎重に扱う必要があり、雷、地震などから障害に耐えうる運用が大切なのではないでしょうか。

 

そうした点も考慮して、構成を組むことが必要だと考えられます。