ビットコインがこの世に登場したのは、まずサトシ・ナカモトの論文が2008年。つまり10年以上前のことです。そして、ビットコインは、論文に感銘を受けたエンジニアたちでオープンソース・プログラムとして実装され、世の中に誕生しました。最初は、1BTCがわずか0.01円前後でした。
それから、ご存知の通り爆発的な人気となり知名度も高まるのですが、ビットコインは、気軽に取引所で購入できるものの、もうひとつ独自のルートで入手できる方法が、サトシ・ナカモトによって残されています。
それがマイニングです。
ビットコインは最先端の技術ではない?
ビットコインはブロックチェーン技術を生み出しました。ブロックチェーン技術からビットコインが生まれたわけではなく、ビットコインを開発する過程で、ブロックチェーン技術が生まれたのです。
ブロックチェーン技術は、多くのウェブサイトで、画期的な論文として紹介され、同時に新しい最先端の技術だと誤解されています。しかし、ブロックチェーン技術は無から突然生み出したわけではありません。ここに注意が必要です。
すでに2002年にはP2P技術のブームが、ここ日本で存在したのです。その代表格がWinnyです。P2P技術は、分散ネットワークとキャッシュファイルと特徴としています。つまり、コピーにコピーが重ねられ、もはや原本がわからなくなるのです。コピーがネットワーク上のコンピュータにたくさん存在すれば、全部を改ざんすることは極めて困難となります。
そして、ネットワーク上にノードと呼ばれる多くのコンピュータが存在すれば、それら同士でつながり、ひとつのコンピュータのように振る舞うことができるので、2002年頃の日本において、常時接続が未発達だった環境において、爆発的なパワーを発揮したのです。
しかしWinnyにはふたつの欠点がありました。社会的に悪い方向に使われてしまい、被害が甚大だったこと。それから、オープンソースではなかった点です。
ビットコインはP2P技術を継承
そして、ビットコインの仕組みをご存知の方は、このP2P技術を継承してブロックチェーン技術が作られていることがわかるはずです。新技術はとつぜんある日生まれるわけではなく、既存のテクノロジーの弱点を超克して生まれます。
ビットコインもまた、当時数多く存在したP2P技術を発展改良した結果、登場したのです。
ビットコインのマイニングって?
そして、マイニングとはビットコインの仕組みが関係しています。ビットコインは暗号化されたデータがつながっているのですが、最後のブロックをハッシュ値というもので解読する必要があります。
少し数学をかじるとわかりますが、ハッシュ値を使用して暗号を解読するのです。その解読には、マシンパワーが多く使われるため、サトシ・ナカモトはマイニングという仕組みを準備し、インターネットに参加している利用者(コンピュータ)によって、解読を最初に成功したマシンに、報酬として新規のビットコインを与えるという仕掛けを残したのです。
これがマイニングです。つまり、アルゴリズムでブロックチェーンの解読と新規ブロック追加を行おうと競争し、そこに勝利したマシンに報酬が与えられる仕組みです。もらえるビットコインは12.5BTCなので、とても大きなお金を手にすることができます。
参加報酬がインセンティブとなって、いま、マイニング参加者が増えているというわけです。
ちなみに、10分毎にだれかがこのマイニング報酬を受け取っていることになります。
しかしマイニングには限界がある
ただ、無限にビットコインがあるわけではありません。ビットコインは2,100万BTCを上限とするよう設計されています。そして、採掘が進めば進むほど、難易度が高くなって、ビットコインをマイニングしづらくなるよう設計されているのです。
これは非常に上手な仕組みで、ムーアの法則にしたがって、半導体はどんどん進化していきますから、コンピュータのスペックは増えていきます。そうなるとどんどん枯渇していくため、サトシ・ナカモトは、難易度を設けて、掘りづらくしているのです。
マイニングのパラメータ調整
マイニングをしようと思ったら、他にもさまざまなことが必要です。たとえば、高スペックのマシンをたくさん並べて、一気にマイニングしたらたくさん稼げると思うかもしれません。
しかし、実際にそれをすると、今度は電気代が膨大にかかり、経費も増えていくのです。よって、そんなにうまい話はありません。では最強コンピュータ、富士通の京でマイニングしようと思っても、うまくいかないのが落ちでしょう。
つまり、ゲームでいうところのパラメータ調整が行われており、攻略の難易度が高いこともマイニングおよびビットコイン設計の大きな特徴です。
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